堀合門(人吉市重要文化財)

 相良第35代藩主頼基(よりもと)公の時相良家から出て新宮家を継いだ新宮簡(しんぐう・たけま) 氏が明治4年(1871年)廃藩置県で、城門、櫓などが取りこわされた際、この門を拝領して自宅の門 としたものである。相良750年の歴史を秘める人吉城の武者返し石垣横にあったもので、城内の 数多い門のうち現存している唯一のものである。(高さ3m 巾4m51cm)